1/07/2020

民間の逆を行くべきだった官庁

バブル経済崩壊後に就職難だった三十代半ばから四十代半ばの就職氷河期世代の支援策として、国家公務員の中途採用枠で重点的に採用する(ニュースより)

 就職難だった当時になぜ新規採用枠を増やさなかったのか疑問だ。官庁では増やすどころか経済の低迷に対応して将来の公務が減少することを見越して採用を民間にあわせて減じた。

 景気後退期には公的需要を増やして総需要を補うことと同様に労働市場が後退している時期には公的雇用(公務員採用)をむしろ増やして補う、というふうにならなかったものか。その時期には優秀な人材がむしろ得られたはずだ。

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