10/02/2019

電力会社は株式会社として行動すべきではなかった

森山元助役との関係について岩根社長は「非常に恫喝をする方で担当者への厳しい恫喝が7年前から続いていた。そうした中で、森山氏を特別扱いをする必要があると考えてきた。原子力事業をするときに森山氏に反対されるとうまくいかないといったことを恐れて、深い関係になってきたのではないかと思う。それからは引き継ぎという形で続いてきた」と述べました。(関電岩根社長、NHKニュースより)

 公的な仕事をしているという認識がない。公務員だったら、仕事がうまくいく(便益が出る、利益になる)よりも公正な仕事かどうかが第一の行動基準となる。つまり、「うまくいかな」くても森山氏との関係を断つというほうを選ぶだろう。(もちろんだが、例外的に下級役人的態度で収賄をする役人もいるが)

 電力会社はいままでは総括原価方式で優遇されてきたので、公的機関だ。株式会社という名前を冠するだけで利益を期待する民間会社のビヘイビアを強いた方がおかしい。

 当然だが、電力自由化がなされたら、晴れて一人前の株式会社だ。

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