日本人は相手が怒っているとき「とりあえず謝っておこう」と考える。しかしそれでは真の謝罪にならない。謝罪を受けなだめられて以後の関係を良好にしたい、という意図だけが感じられるからだ。
必要なことは怒りの理由を双方で納得するまで議論することだ。相手は言葉が通じない暴力団ではない。
「従軍」慰安婦問題でも、日本軍による強制連行などの関与はなかった。それを安倍氏(第一次内閣)は「広義の強制性」はあったかもしれないと相手に謝罪する範囲を広めた。謝罪は便宜で、その後の関係改善の利益を享受したい、というのが見え見えだ。これでは謝罪になっていない。だから半島の政権は何回も謝罪要求する。日本の謝罪の気持ちがウソだからだ。
その謝罪でなく「不幸な過去の清算」に昇華したのが、日豪関係と日米関係での安倍首相(第二次内閣)の功績だ。生きていればさらに日韓、日中関係にも同様の貢献が期待された。
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