4/05/2022

露軍は便衣兵を殺害した、と言い訳するかも

「状況は間違いなく深刻であり、多くの海外指導者に対し、意見表明を急がないよう求める。根拠のない批判を急がず、複数の情報源に情報を求め、少なくともロシアの説明に耳を傾けるよう求める」と述べた。(露側ベスコフ報道官)

 写真、動画に改ざんなどの偽装がされているかどうかは国際的な監視団が現地を調査すればいずれはわかる。そのうえで、露軍は殺された市民は「便衣兵だった」との主張に転ずるかもしれない。ウクライナ市民は支給された武器で最後まで抵抗する構えだ。いわゆるパルチザンだが、一方では軍服を着ない非正規兵は国際条約の交戦規定(ジュネーブ条約)に保護されない。

 「便衣兵」は日本軍が南京を占領したときに敗走する中華民国軍の兵隊が軍服を脱ぎ捨て南京市民の間に紛れたことから使われた言葉だ。大虐殺はなかったが、ごく少数の殺害はあって、それは市民を装った便衣兵から攻撃され反撃殺害したものだ、ということだった。ロシア側も同じ理屈に転ずるかもしれないが、あくまでも戦場の現場を調査しないと真実はわからない。
ロシア、ウクライナでの民間人殺害を断固否定 映像は米国の策略(ロイター) - Yahoo!ニュース

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