4/30/2024

ライドシェアとは(カーシェアとは違う)

日本ではマイカーの稼働率が極端に低い。5%の時間帯にしか利用されなく、95%は車庫に鎮座しているだけだと言われる。その空いている時間帯の車を貸し出す。それがカーシェアだ。マイカーでなく専用の車を用意して、様々なドライバーに貸し出すのはレンタカー業だ。

ライドシェアはそのマイカーをドライバーごと「貸し出す」、つまり、車を運転手ごと貸し出して、利用者はライド(乗車)するだけ。それを専門とするのはタクシー業だ。

日本版ライドシェアが始まった。しかしその当初は、タクシー業が提供する「ライド」を、マイカーとそのドライバーに、一部任せるだけだ。これを個人タクシー的に広げれば、個人のマイカードライバーがライドを提供できるようになる(いまはこれを白タクと呼んで、不法だ)。

タクシー業需給ひっ迫の現在の問題点を解決するには始まったばかりの日本版ライドシェアでと言うことになるが、マイカーの稼働率を高めて、ライド利用者の利便も図るためには、世界標準のライドシェアが必要だ。今後、どこまで世界に近づけるかが注目点だ。

4/04/2024

mind your own business(各野党へ)

政治資金不記載の政治的責任に関する自民党党内処分が出た(4/4)。有権者とくに自民党支持者の間では大いに関心のあることだ。ところが、野党支持者と野党関係者までが自民党処分内容に意見を言う。それらにはこのタイトル英文の和訳「余計なお世話だ」と言うべきだ。

自民党で政治資金の問題があるなら、野党でも自党にはそのような問題はない、あるいは、あったので改革します、というのが自らやることだ。自民党の改革が不十分に終われば、次の選挙での争点にして、自党の集票に有利に導ける。詰まるところ自民党を下野させることができれば自政党の目的としては満点だ。

日本共産党とそのシンパ学者が告発した自民党不信を野次馬的に増幅するのは各野党のすることではない。もし、自党にも同様の問題が後日明らかになった場合はいつもの「ブーメラン」を受ける結末になる。